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【Technical Note#005】ノーコードを信じすぎた私の作業記録

技術検証レポート #510

サイトをいじるのは、昔からの憧れの存在であるプログラマーの真似事がしたいからであり、癖みたいなものだ。
気がつくとレイアウトを触っている。差し迫った理由は特にない。
ただ、そうしていると落ち着く。

世の中には「ノーコードで作れる」とうたうサービスが溢れている。
便利そうに見えるが、実際に触ると、こちらの思惑とは別の方向へ走り出す。
AIに任せれば楽になるかと思ったが、それも甘かった。

イメージを伝えても、微妙にズレたものが返ってくる。
修正を頼むと、別の場所が壊れる。
まるで、こちらの意図を試すかのように。

結局、最後に頼れるのは自分の手だけだ。
AIにコードの意味を問いただしながら、一行ずつ読み解き、黙って修正していく。
ノーコードのはずが、気づけばコードの海に潜っている。
皮肉な話だが、嫌いじゃない。

このサイトのトップページも、そんなやり取りの末にできあがった。
AIが書いた部分と、自分で直した部分が混ざり合っている。
どこがどちらの仕事なのか、今となっては判別できない。

無論、これで完成ではない。

気に入らない部分は山ほどある。ただ急いで修正する気はない。

デザインを良くしたからと言ってなにかメリットがあるわけではないからだ。

他にやるべきことがある。

だがおそらく、またコードをいじってしまうのだろう。

その時は詳細を残しておこう。

何の需要があるか分からないが…

AIにすべてを任せられる時代は、まだ少し先だろう。
そして、こういう面倒な作業に付き合う時間も、悪くない。
静かな夜に、コードの匂いだけが残る。